モスダイアリー (The Moth Diaries)

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寄宿学校で思春期を送るレベッカは、クラスメイトのルーシーと結ばれた友情によって、詩人の父親が自殺した悲しみを乗り越え、再び人生に生きる希望を見出していた。
しかし、ルーシーの愛は、謎めいた転校生 アネッサに傾く。
嫉妬に駆られたレベッカは、ハンサムな空想の教師 デイビス先生によって、アネッサがヴァンパイアであると示唆される。
レベッカは自己の自殺衝動を必死で抑えながら、アネッサに人のものではない、悪意に満ちた何かを確信してゆく。

監督
メアリー・ハロン(Mary Harron) 『アメリカン・サイコ』 『ベティ・ペイジ』

出演
サラ・ボルジャー(Sarah Bolger) 『スパイダーウィックの謎』
サラ・ガドン(Sarah Gadon) 『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』
リリー・コール(Lily Cole) 『Dr.パルナサスの鏡』
スコット・スピードマン(Scott Speedman) 『アンダーワールド』 『ストレンジャーズ / 戦慄の訪問者』

ルビー・スパークス (Ruby Sparks)

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若くして驚異的な成功を収めた作家のカルビンは、現在、執筆と私生活において最悪の時期を迎えていた。
しかし、ついに低迷する現状を打開し、自分を愛してくれるキャラクター、ルビーを作り上げる。
一週間後、ルビーは実体化。カルビンを仰天させる。

監督
ジョナサン・デイトン(Jonathan Dayton) 『リトル・ミス・サンシャイン』
ヴァレリー・ファリス(Valerie Faris)

脚本
ゾーイ・カザン(Zoe Kazan)

出演
ポール・ダノ(Paul Dano) 『リトル・ミス・サンシャイン』 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
ゾーイ・カザン(Zoe Kazan) 『恋するベーカリー』
アントニオ・バンデラス(Antonio Banderas)
アネット・ベニング(Annette Bening)
スティーヴ・クーガン(Steve Coogan) 『24アワー・パーティ・ピープル』 『マリー・アントワネット』
エリオット・グールド(Elliott Gould)



脚本・出演のゾーイ・カザンは、『エデンの東』の監督 エリア・カザンの孫で、『運命の逆転』 『悪魔を憐れむ歌』の脚本家 ニコラス・カザンと、『SAYURI』 『ジェイン・オースティンの読書会』の脚本家 ロビン・スウィコードの娘。

コズモポリス (Cosmopolis) (2)

カンヌでお披露目?

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アーティスト

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念のため、ネタバレに注意されたし。

サイレント映画でトーキーを題材とする点に違和感を感じたが、そこは目を瞑るとしよう。

問題は、ラストだ。
本当に余計なことをしてくれたと思う。

スタンダード・サイズで構成された画面は、モノクロームで描かれる、愛で救われる孤独の物語を極めてシンプルに映し出す。
そこに映画の原初的な体験を彷彿させられる。なにより、フィックスのロングショットが雄弁だ。

それゆえに、惜しい。

こちらの記事のように、最近、巷ではアメリカ人が外国映画やモノクロ映画を観ないと言われているようである。

特に今年のアカデミー賞は権威の失墜も甚だしい、それを象徴する作品として、本作が取り沙汰されることも少なくないようだ。

コーエン兄弟『オー・ブラザー!』の公開時、撮影監督 ロジャー・ディーキンズが、雑誌のインタビューで「いまどき白黒映画なんて誰も観ない」といった旨の発言をしていた。
記事を読んで肝を冷やしたが、その次に発表されたのは、モノクロ映画の『バーバー』だった。
焦った。

手元に資料がないので定かではないのだが、『六月の蛇』のパンフレットで、なぜスタンダード・サイズで撮影したのかを問われた塚本晋也が、本当はもっと縦長のフレームで撮りたかったと答えていたように思う。
それは写真の縦位置、つまりフル・フィギュアを指していると解釈し、人物の描写に長けるスタンダード・サイズの利点に気付かされ、印象に残っている。
間違っていたら、ご容赦願いたい。

それはさておき。
パートカラーではあるが、スピルバーグ『シンドラーのリスト』を挙げるまでもなく、近年でも、コッポラ『テトロ 過去を殺した男』などが発表され、評価も得ている。
無論、黒澤然り。
溝口健二は、むしろ海外の方が評価が高いとも言われる。

本作を通して、サイレント、モノクロで表現された映画にも鑑賞に耐え、また傑作、名作が存在することが、改めて認識されるはずだ。

フリッツ・ラングが、サイレント時代に『メトロポリス』で、サイエンス・フィクションを作り上げた、そのイマジネーションに驚嘆させられ、『M』で得られる衝撃は、現代のホラー映画を軽く凌駕する。

懐古趣味でも、マニアを気取るわけでもなく、『アーティスト』によって、優れた映画が持つ、時代や手法に捉われない、現代に通じる普遍性というものを再考させられる。

でも、ラストがなあ。

レッド・ライト (Red Lights)

Red_Lights_Poster

心理学者マーガレットと、その助手で物理学者のトムは、超能力、霊媒、心霊現象など、様々なオカルトの嘘を暴き、論理的な証明を成功させてきた。
そんな中、伝説的な盲目の超能力者シルバーが、公開実験の中で批評家が謎の死を遂げた事件以来、30年の沈黙を破り、科学者や懐疑論者に対して、超能力の存在を証明するべく復帰を果たす。
マーガレットとトムは、超能力者の正体を暴くため執念を燃やすが、ふたりの周囲で不可解な現象が起こる。

脚本・監督
ロドリゴ・コルテス(Rodrigo Cortes) 『[リミット]』

出演
ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)
シガーニー・ウィーヴァー(Sigourney Weaver)
キリアン・マーフィ(Cillian Murphy) 『28日後』 『サンシャイン2057』
エリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen) 『Silent House』 『Martha Marcy May Marlene』

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LOOPER/ルーパー (Looper)

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30年後の組織により、時を遡って送り込まれた人物を、”ルーパー”と呼ばれる殺し屋が、過去において暗殺を遂行する。
ある日、送られてきた人物は、未来の自分だった。

脚本・監督
ライアン・ジョンソン(Rian Johnson) 『BRICK ブリック』 『ブラザーズ・ブルーム』

出演
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt) 『(500)日のサマー』 『インセプション』
ブルース・ウィリス(Bruce Willis)
エミリー・ブラント(Emily Blunt) 『ウルフマン』 『アジャストメント』
ジェフ・ダニエルズ(Jeff Daniels)
パイパー・ペラーボ(Piper Perabo) 『コヨーテ・アグリー』 『コバート・アフェア』
ポール・ダノ(Paul Dano) 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 『ナイト&デイ』

変態小説家 (A Fantastic Fear of Everything)

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監督
クリスピアン・ミルズ(Crispian Mills)
クリス・ホープウェル(Chris Hopewell)

出演
サイモン・ペグ(Simon Pegg) 『ホット・ファズ』 『宇宙人ポール』
アマラ・カラン(Amara Karan) 『ダージリン急行』
クレア・ヒギンズ(Clare Higgins) 『ヘル・レイザー』

児童文学から転身した犯罪小説家のジャックは、ビクトリア朝時代の連続殺人鬼を題材にしていたが、不安に悩まされ、妄想を抱くようになる。
ジャックの代理人と謎のハリウッドの大物が興味を持ち、なぜか成功を手にすることとなるが、それによって自分の中にいる悪魔との対峙を余儀なくされ、恋、恐怖の根源、そしてクリーニング屋に最悪の事態をもたらす。

メカニック(1972)

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『雨の訪問者』 『夜の訪問者』につづいて、数ヶ月おきであるが着実にDVDがリリースされる、チャールズ・ブロンソンの傑作。

非情の世界で殺しの仕事に極意を求め、自らの流儀に没頭して生きる男。
あることから心の乾いた青年に仕事を仕込み、やがて迎える終局の果てに境地を見る。

内容については、映画秘宝 '11 4月号 男の子映画道場に詳しい。

永らく鑑賞が困難だったタイトルがソフト化されるのは、大変喜ばしい限りではあるが、反面、VHSをダビングした秘蔵のコレクションを、夜中にひとりでニヤニヤしながら眺める愉しみが無くなってしまう。
嬉しいやら、悲しいやら。

'12 6/6 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンよりリリース。

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なぜか日本でのDVD化と時を同じくして、La-La Land Recordsよりサントラ盤もリリースされた。
1,200セット限定。時代がブロンソンを求めているのだ。

Beyond the Black Rainbow(原題)

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実験材料としてマッドサイエンティストに監禁された少女が、謎のコミューンから脱出を試みる。

監督
パノス・コスマトス(Panos Cosmatos)

出演
マイケル・ロジャース(Michael Rogers)
エヴァ・アラン(Eva Allan)

コーマン帝国

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念のため、ネタバレに注意されたし。

オーストラリアB級映画の系譜『Not Quite Hollywood』や、フィリピン製エクスプロイテーションのドキュメンタリー『Machete Maidens Unleashed!』(輸入版のみ、未見)といった映画はあったが、娯楽映画の観点から見たハリウッド映画史を扱った映画は、意外と初めてかも知れない。

元郵政長官ウィル・H・ヘイズによる、所謂『ヘイズ・コード』真っ只中の'54年にデビュー、『戦慄!プルトニウム人間』などのサミュエル・Z・アーコフ率いるAIPとの関係など、初めて触れる知見も多かった。

とりわけ、スピルバーグとルーカスの登場によって、ジャンル映画の在り方に劇的な変化が訪れた経緯に初めて気付かされる。

語るべきは、なぜ映画のクライマックスで、感動に胸を打たれたのか?

凡そ500本ものエクスプロイテーション映画の製作者・監督として、今なお現役であり続けるロジャー・コーマンの姿に滲む映画へのひたむきな愛情と、ジャンル映画をこよなく愛し見続ける観客という、違う立場からの愛が邂逅する、その一瞬に感動が生まれたのではないか?

ところで、劇場鑑賞時にはパンフレットの購入をお薦めしたい。
800円と少々お高めであるが、これまでロジャー・コーマンが関わった映画の、現時点までのリストが掲載されている。今後、コーマン映画を鑑賞する上で、必携の案内書となるだろう。

あれ?10本も見てないや。
これじゃ、ファンとは言えないよね。

野蛮なやつら/SAVAGES (Savages)

Savages

大麻の栽培で生計を立てるベンとチョンが、ふたりの共通の恋人を誘拐した、メキシコの麻薬カルテルと対決する。

監督
オリヴァー・ストーン(Oliver Stone)

出演
アーロン・ジョンソン(Aaron Johnson) 『キック・アス』 『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』
テイラー・キッチュ(Taylor Kitsch) 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 『バトルシップ』
ブレイク・ライヴリー(Blake Lively) 『ゴシップガール』 『グリーン・ランタン』
ジョン・トラヴォルタ(John Travolta)
ユマ・サーマン(Uma Thurman)
サルマ・ハエック(Salma Hayek)
ベニチオ・デル・トロ(Benicio Del Toro)



原作は、ドン・ウィンズロウ 『野蛮なやつら』。

ドン・ウィンズロウが、トレヴェニアン(『アイガー・サンクション』の原作者)の小説『シブミ』の主人公、ニコライ・ヘルの若き日の活躍を描いた『サトリ』も、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化の噂がある。

脚本家でエグゼクティブプロデューサーのショーン・サレルノ(『AVP2』 『HAWAII FIVE-0』)は、本作に続き、『サトリ』の脚本も執筆している。

試金石となるか?

ドラゴン・タトゥーの女

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友人F氏に、公開中の映画やDVDのレビューも書くように提案され、実践する。
念のため、ネタバレに注意されたし。

スウェーデンの著名なジャーナリスト、スティーグ・ラーソンが心筋梗塞で他界したのち、刊行された小説が原作。

罠に嵌められ信用を失墜したジャーナリストが、富豪から40年前に起きた姪の失踪事件の調査を依頼される。
富豪は、おそらくこの世にはいない、少女を殺した犯人が自分の一族の中にいると確信している。
一方、天才ハッカーがPCのモニタ越しに、調査の行方を見守っていた。

演出は、デヴィッド・フィンチャーの前作『ソーシャル・ネットワーク』を継承したスタイルで、登場人物は早口で台詞をまくしたて、シーンは目まぐるしく変化する。
リスベットがミカエルと合流し、過去の連続殺人事件を調査するシーン。
リスベットは事件現場から事件現場へと、バイクでビュンビュン移動して、わずかな尺で描写を終えてしまう。

スウェーデンで映画化された『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を先に見ていたせいか、この『ドラゴン・タトゥーの女』で初めて物語に触れた人が、理解できたのか心配だ。
リメイクというより、フィンチャーによる別バージョンという印象であり、原作小説なりスウェーデン版の映画を、予め観ることをお勧めしたい。
それでも、ちゃんと面白く鑑賞できたと明言しておく。

そして、この映画で特に言及したいのが”モザイク”の件である。
今回ほど、モザイクが下品だと思ったことはない。
屈指のビジュアリストであるデヴィッド・フィンチャーが、『ファイト・クラブ』 『ソーシャル・ネットワーク』で旧知のカメラマン、ジェフ・クローネンウェス(マーク・ロマネクのカメラも担当した経験あり。)と共に、緻密に構成した画面を、どこの誰かも分からない業者がモザイクをかけるなど、日本人の芸術観を疑われる愚の骨頂である。
隠すという行為が、邪悪な意思によって本質を歪める行為に思えてならない。
それはさながら、この映画の物語の様にだ。

幸い、同じ考えを持つ者が多数であるらしく、現在、TOHOシネマズ六本木 他で、無修正版が公開されている。
当初、5日間限定といわれていたが、本日(4/6)の段階で、まだ公開中だ。単純に、評判が良くて期間が延長されたのだろう。
これを見逃しても、既に米国版のDVDが発売されているので、最寄の輸入DVD店かAmazon.comで入手できる。

モザイクといっても、ワンシーンなんだけどね。
特に、トンデモないモノが写ってるワケじゃなさそうなんだけど。
だけど、ねえ?

また、本作の魅力は、エンヤの『オノリコ・フロウ』に尽きる。
アイルランドの歌姫による癒しの名曲が、一瞬でひとごろしのテーマソングに、180°価値観を変える。
その瞬間を、是非その目で確かめていただきたい。

パラノーマン ブライス・ホローの謎 (ParaNorman)

Paranorman_Poster

死者と話せると誤解された少年ノーマンと仲間たちが、数世紀前の呪いから街を守るため、幽霊やゾンビと対決する。

監督
クリス・バトラー(Chris Butler) 『コララインとボタンの魔女』 『コープスブライド』
サム・フェル(Sam Fell) 『The Tale of Despereaux』

Trailer

Trailer 2


International Trailer

コズモポリス(Cosmopolis)

Cosmopolis_Poster

現代ポストモダン文学を代表する小説家 ドン・デリーロ(『ホワイト・ノイズ』 『リブラ 時の秤』)の『コズモポリス』を、デヴィッド・クローネンバーグが映画化。

脚本・監督
デヴィッド・クローネンバーグ(David Cronenberg)

出演
ロバート・パティンソン(Robert Pattinson) 『トワイライト~初恋~』
サマンサ・モートン(Samantha Morton) 『マイノリティ・リポート』 『CODE46』
ジェイ・バルシェル(Jay Baruchel) 『魔法使いの弟子』 『ある日モテ期がやってきた』


トータル・リコール (Total Recall) (2)

原作寄りの話になるのか?

Trailer


Teaser

デッド寿司

寿司が人を襲う映画。



監督
井口昇

出演
武田梨奈
松崎しげる

今年に入って既に、『ゾンビアス』 『劇場版 はらぺこヤマガミくん』の2本が公開されている、井口昇の新作。信じられないハイペースだ。
年内中に公開されるのだろうか?

Apart(原題)

Apart_Poster



監督
アーロン・ロッティングハウス(Aaron Rottinghaus)

出演
オレーシャ・ルーリン(Olesya Rulin) 『ハイスクール・ミュージカル』
ジョッシュ・ダンジガー(Josh Danziger)

決して結ばれてはならない運命の恋人。
特殊な精神の繋がりを持つふたりの愛が深まるにつれ、周囲の友人たちが悲惨な最期を遂げる幻を視るようになり、やがてそれが現実となる。
ふたりが共にいる限り、犠牲者は増え続ける。
友人たちを見殺しにして愛を貫くのか、別離を選択するのか。
プロフィール

竹一二三

Author:竹一二三
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