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コーマン帝国

Corman's_World_Poster

念のため、ネタバレに注意されたし。

オーストラリアB級映画の系譜『Not Quite Hollywood』や、フィリピン製エクスプロイテーションのドキュメンタリー『Machete Maidens Unleashed!』(輸入版のみ、未見)といった映画はあったが、娯楽映画の観点から見たハリウッド映画史を扱った映画は、意外と初めてかも知れない。

元郵政長官ウィル・H・ヘイズによる、所謂『ヘイズ・コード』真っ只中の'54年にデビュー、『戦慄!プルトニウム人間』などのサミュエル・Z・アーコフ率いるAIPとの関係など、初めて触れる知見も多かった。

とりわけ、スピルバーグとルーカスの登場によって、ジャンル映画の在り方に劇的な変化が訪れた経緯に初めて気付かされる。

語るべきは、なぜ映画のクライマックスで、感動に胸を打たれたのか?

凡そ500本ものエクスプロイテーション映画の製作者・監督として、今なお現役であり続けるロジャー・コーマンの姿に滲む映画へのひたむきな愛情と、ジャンル映画をこよなく愛し見続ける観客という、違う立場からの愛が邂逅する、その一瞬に感動が生まれたのではないか?

ところで、劇場鑑賞時にはパンフレットの購入をお薦めしたい。
800円と少々お高めであるが、これまでロジャー・コーマンが関わった映画の、現時点までのリストが掲載されている。今後、コーマン映画を鑑賞する上で、必携の案内書となるだろう。

あれ?10本も見てないや。
これじゃ、ファンとは言えないよね。

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