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GODZILLA ゴジラ (Godzilla - 2014) (31)

Godzilla2014_Poster07

念のため、ネタバレに注意されたし。

予告編と本編にこれほどギャップがあるのも珍しい、同人誌みたいになっちゃった『死霊のはらわた』だとか、デ・パルマ版を薄ーくなぞっただけの『キャリー』だとか、もはや原型を留めていない『ロボコップ』はアクションすら希薄で、昨今続く大型リメイク関係は軒並み不振で終わった。

リメイクではないけれど『アメイジング・スパイダーマン2』もドラマが長過ぎる。
グウェン・ステイシーのくだりも、あれをやるなら中盤にやるべきだろう。立ち直りが早すぎるのだ。
それからジアマッティを出せ、ジアマッティを。それが楽しみで観に行ったのに。

一連のリメイク企画の最後の大物が今回の『GODZILLA ゴジラ』である。
だが、予告編やクリップ関係のデットリンクが頻発。
ワーナーのやる気を疑う。

本当にゴジラが描かれているのか?
見た目はマトモなゴジラであるが、エメリッヒ版の二の舞になるのではないか?
期待と不安を抱えながら劇場に赴く。

『モンスターズ/地球外生命体』で、ドゴラをパクッたギャレス・エドワーズ監督(ちなみに、個人的には『モンスターズ/地球外生命体』の物語は、怪獣版『或る夜の出来事』だと思っている)は、オープニングのキノコ雲、原発崩壊、津波とともに現れるゴジラなど、少なくとも10年は日本映画が使うことができない手法で、科学を盲信する人類への警鐘と自然の脅威を象徴するゴジラを徹底的に描く。
また、サンフランシスコの雨が降る街並みをエリザベス・オルセンが走るカットや卵のくだりなど、エメリッヒ版『GODZILLA ゴジラ』までをも踏襲してみせる。
サンフランシスコといえば、昨年の『パシフィック・リム』に引き続き、ハリーハウゼンの『水爆と深海の怪物』のオマージュとして金門橋も登場する。ハリウッドの怪獣映画には、必ず金門橋を登場させなければいけない決まりでもあるのか?

衝撃をもって受け止める映画だった。
これだけ多くの要素を一本の映画で表現する、ギャレス・エドワーズの手腕と怪獣への愛に驚愕する。
『GODZILLA ゴジラ』で描かれるゴジラは、精神性に至るまで紛れもなくゴジラであった。

しかし、物語におけるゴジラの立ち位置に関しては賛否が分かれるところであろうか?
その問題に関しては、劇中序盤でゴジラを指して使われる「破壊神(字幕表記)」という台詞に集約されている気がする。
ゴジラは「破壊神」ではなく「怪獣王」だ。

続編に関するニュースが報じられ、モスラ、ラドン、キングギドラが登場するとの噂がある。
で、『アメイジング・スパイダーマン2』に話題が戻るが、エレクトロ、グリーンゴブリン、ライノと敵役3人が登場した物語はすべてを捌ききれずに失速した。これは、グリーンゴブリンJr.、サンドマン、ヴェノムが登場したサム・ライミ監督『スパイダーマン3』にも同じことが言える。
敵役3人は多すぎる。物語を描き切れないのではないか?
それに、モスラを出すなら小美人、キングギドラを出すならX星人を出さなくてはならないのではないか?
個人的には、続編をやるなら敵怪獣一匹で、じっくり物語を見せてもらいたい。

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